大学の卒業が決まった春休み。
アルバイトをしていた旅行会社で、「アイルランドの語学学校に安く入学できるから、2週間ぐらい行ってみない？」とおすすめされ、卒業旅行の予定が無かった私は即、行くことを決意しました。
実は語学留学は初めての体験で不安もあったのですが、以前から一度は経験したいと考えていたのです。滞在は首都のダブリンでホームステイをする事になりました。
ホストファミリーは子供も独立して孫もいる、二人暮らしの老夫婦のお宅です。
日曜日に到着し、翌日の月曜から早速語学学校へ通う事になっていたため、ホストファミリーに挨拶をするや直ぐに学校まで行くバス停の場所や道のりを、おじいちゃんが案内してくれました。
簡単な英語を使って何度も説明してくれたので、とても助かったのを覚えています。
翌日は、学校でクラス分けのテストを受けました。
その結果、私は初級クラスに。
クラスにはドイツ人、スペイン人、アルゼンチン人など10人ほどが居て、うち私の他に1人日本人がいるだけです。
授業の内容は、文法と会話を中心としたクラス2コマで、朝の10時からランチを挟んで14時ごろまでです。
学食もありますが私はおじいちゃんが毎日サンドイッチとリンゴ、チョコレートバーを作って持たせてくれていました。
授業が終わると、希望者は課外授業として近隣の観光に連れて行ってもらう事も出来ます。
丁度同じ時期に、イタリア人が学校の行事で多数にいたのでイタリア人の友人も多くできました。
週末は彼女たちと郊外に電車やバスを使って遊びに出掛けたり、とにかく暇を持て余す余裕がないほどの2週間だったと思います。
アイルランドの人々は、とても暖かく街中で地図を広げていると一緒に目的地まで歩いてくれたり、とにかく親切でした。
また、首都とは言えダブリンがとても小さな都市なので、語学留学初心者にとってはとても暮らしやすい場所だと思います。
日本人の留学生も少ないので、どっぷりと英語漬けの環境で学習できる、穴場としておすすめの留学先ではないでしょうか。
