オンライン英会話のメリットとデメリット
義務教育で6年間英語を勉強したのにまったく話せない。英語で会話をしたいと思っているけれど、スクールに通うのが億劫。そう感じている人は多いと思います。
外国人と英語で会話ができたら楽しいしカッコイイ、世界が広がるイメージがあります。しかし大人になると英語に接する機会がまったくなくなったり、時間がないので勉強することもできなくなる場合も少なくありません。
最近よく耳にするオンライン英会話は、そんな悩みを解決してくれるというのです。オンライン英会話とは、パソコン回線を利用して世界中の英語教師とオンラインで英語を勉強する仕組みです。
スカイプなどの無料のオンライン通話ツールを使うことによって、通信料が一切かからず利用することが可能なのです。
その為、通常のスクールに比べると破格の値段で英語を勉強することができます。通う必要がないので、基本的にはいつでもどこでも受講が可能なのです。自分のペースで学習を進められるので、無理なく続けられることができます。
オンラインによるデメリットも把握しておかなければいけません。場合によっては音声のみで、講師の顔が見られないこともあります。授業を受けにくいと感じる人もいるので注意が必要です。またインターネット回線の状態によっては、音声が不安定になったり通話が途切れたりすることもあります。
オンライン英会話は無料体験があるところがほとんどなので、自分に合うか試してみるのが良いでしょう。
さて、オンライン英会話を実際に試してみたい方は、どこのスクールを選べばよいのでしょう?「オンライン英会話」で検索してみると、100件を超えるオンライン英会話スクールが存在します。口コミや体験談などの生の情報や、人気・評価ランキングなどを参考にしてみてはどうでしょうか?
<参考サイト>
オンライン英会話 ランキング | オンライン英会話比較 - 旅英語.com
オンライン英会話はしっかり学ぶことが出来るのか
昨今市場が拡大しているという話をきくオンライン英会話ですが、どの程度効果があるのでしょうか。そもそもオンライン英会話とはなにかというと、パソコンの無料で通話できるサービスを利用して行う英会話レッスンの事です。
英会話教室といえばその場に出向き、複数の人数で学ぶというスタイルが基本ですが、オンライン英会話はそのどちらにも当てはまらないのが特徴です。どこかへ行かなくても自宅で先生とマンツーマンで行うことが出来るのは非常に手軽で良いですよね。
また、人件費や場所代があまりかからないからか受講価格が格安なのも嬉しいポイントでしょう。ちょっと試してみようかなと思える値段設定です。
しかし価格が安いのは反対にしっかり学べるのかという疑問にも繋がるのではないかと思います。どのようなものか実態がつかめないため、どの程度の英語力があればよいのかといった不安もあるでしょうから相応の飛び込む勇気も必要となってきます。どうやら全く英語ができないといったレベルですとついていくのは厳しいようです。必要最低限の、中学生あたりに習う程度の英語は頭に入れておいたほうが良いのでしょう。自己紹介が出来ると良いと思います。
講師はフィリピンの方が多いそうですが、国の言語として機能しているのでレベルは高いと思います。オンライン英会話の一番のメリットは生身の人間と対話出来るという点です。学ぶというよりも話し相手を探し、自分の英語力を試す場所といった見方をしたほうが良いのかもしれません。
英会話教室
英会話教室のレッスン料金が国から負担される制度
英会話教室に通う時には、もちろんレッスン料金の支払いは必要です。そして、そこそこまとまった金額になります。月謝制の教室の場合は、たいてい1ヶ月に数千円前後ですね。集中コースなどで受講するとなると、もう少し料金がかかる事もあります。それだけの料金がかかるとなると、できるだけ節約したいと思うのが自然な考えですね。ところが研修などの目的で英会話教室で学ぶとなると、公的機関からの制度に着目した方が良いでしょう。国からの補助金があるからです。昔から見られる制度の1つで、公的機関としては多くの方々に能力を向上して欲しいと考えています。その一環として、英会話教室のレッスン料金を負担してくれる制度があります。ちなみに最大で10万円まで負担される事になるのですね。10万円は非常に大きいと思うので、その制度は是非活用した方が良いでしょう。ただし誰もがその制度を利用できる訳でもなく、少なくとも保険に加入している必要があります。会社に勤めている場合は、当然雇用保険に加入しているでしょう。その年数に左右されるのです。1年未満の方の場合はスクールの料金が支給されない事もあるので、注意が必要です。逆にその年数を超過していれば、国から料金は支給されます。またその支給を受けられるか否かは、研修なのかどうかにも左右されます。あくまでも個人的な目的で英会話教室に通っている時などは、支給対象外になる事例もあるのです。詳しい話は、公的機関に尋ねてみると良いでしょう。
英会話教室、外国人と日本人講師のどちらに習うべきかはレベル次第
英会話教室でのレッスンで思い浮かべるのはどんな授業風景でしょうか?ほとんどの人が外国人講師と笑顔で会話している図を思い描くことと思います。しかし、誰でも彼でも外国人講師のほうが向いているとは限りません。外国人でも日本語に精通した講師なら別ですが、日本語を全く話せない講師に習うには、ある程度の英語力が必要です。特に中学までの文法や語彙に不安がある人は、日本人講師を選択したほうが賢明です。とにかくネイティブに習いたいという人もいますし、ネイティブの英語にふれることはもちろん大切な要素です。が、残念ながら初心者は、文法を英語で説明されても理解には結びつきません。ネイティブ英語は聞けますが、何を言っているか分からない状態では右から左に英語が流れて行ってしまうだけ。覚えたことが挨拶止まりになってしまっては、授業料がもったいないですよね。英語で意思疎通を図るためには、絶対的に文法の理解が必要です。言語は論理的なものなので、まずはせめて日本語で英文法を整理整頓しておきましょう。その際、英文法を0から覚えるより、日本語との比較から覚えたほうがより簡単です。子どもとは違い、大人には体系的に理解する能力が備わっているのですから、初心者が日本人講師に習った方がよいというのはこの為です。以前、このアドバイスを聞き入れずネイティブのマンツーマンレッスンを受けに行った知人がいました。彼女はアメリカ人講師にこう言われたそうです。「アナタ、日本人ニ、文法ナラウ、サイショ。」
シニア年代にも学べるチャンスが増えるオンライン英会話
人はいくつになっても学ぶことが大切といいますから、例えば還暦を過ぎても何かを一途に学習するということはとても大事です。特にシニア年代にも人気が集まっているのがオンライン英会話で、これは自宅学習という気軽さだけでなく家にいながら授業を受けられたりオンラインによって高いレベルで学習ができるという効果があります。もちろんオンライン英会話は実際に英会話教室と同じようにスキルを身につけることができるので、とても快適に学ぶことができるという今現代ならではの勉強方法というわけでしょう。特にシニア年代には英会話にたいする心の壁がありあまり外に出て習う機会をえるのが難しいのではないでしょうか。だからこそ自宅内で学ぶことが可能になるオンライン英会話は、シニア年代にもあまり外に出歩くことがないという人にも、自宅で高いレベルの英会話を学べるようになります。もちろん自宅で独学で英会話を習うという人もいますが、やはり誰かが教えてくれないとわからないこと、そして気づけないことがあります。特に英会話というのはコミュニケーションでありますから不正解正解というラインが難しいからこそ、誰かにアドバイスしてもらえたりするのが一番の上達方法です。だけどそういう英会話に長けた人がまわりにいなくてもオンライン英会話なら自分が英会話を学習を効率よくできるための方法ですし、学びにいくことがあります大変という人にもオンライン英会話は継続しやすいのが一番のメリットでしょう。