英語、一度わからなくなったら、正直私はそこからやり直すのはかなりキツイと思います。どのくらいのわからないなのかにもよりますが、例えば、ある単元、過去完了がわからないという単元ごとのわからないならまだそこだけ集中的にやればなんとかなると思います。
でも、単元をどんどん進めて行って、ちょくちょく3単元の疑問形の作り方を忘れるとか、進行形って何だっけと前に習ったことを忘れ始めたら、これはかなりの危険信号です。またその場でこうだったよねと思いださせればいいじゃないかと思うかもしれませんが、そんな付け焼刃ではまたすぐに忘れてしまうのです。
だから、そこで一度先へ進むのをストップし、復習を一からし直す必要があります。しかし、ここで難しいのは、学校へ通っているとどんどん進んで、復習が済 まないうちに新しいことを詰め込まなくてはならなくなることです。復習に力を入れていると定期テストの点が悪くなり勉強していないじゃないと怒られたり、 難しいところです。
だから普段からちょくちょくと復習をしておくことが大事だというのに、子どもはそれどころではありません。普通なら、学校の授業を聞い ているだけでわかるというとても簡単なことなのですが。これが悪化すると、高校3年生で中学1年生の文法をやり直すという羽目になります。でも、推薦をも らえばそれでも大学に11月には進学できるというのだから、世の中は抜け道があるのだと思ったこともあります。