歴史好きな私が選んだ留学先はイギリスでした。アメリカンアクセントやブリティッシュアクセントというものがあるということは認識していましたが、日本で外国人講師の英語レッスンを受けた経験がなく、何より学校英語のみで、英語力なんてほとんどないに等しい状態で渡英したので、アクセントで悪戦苦闘するという経験を全く感じることなく帰国をしました。日本に帰国後は、英語力を持続させるためという目的で英会話教室に通うのですが、私の生活拠点が都会ではないせいか、ネイティブ講師を探すもののアメリカ人講師やオーストラリア人講師ばかりで、イギリス人講師を探すことが出来ません。
結局私の行動範囲ともいえる場所でイギリス人講師が在籍する英会話教室に出会うことが出来なかったので、イギリス人講師の在籍していない英会話教室のプライベートコースに通うことになりました。最初に驚いたのは、同じ英語にも関わらずほとんど聞き取ることが出来なかったということです。アメリカ英語に関しては映画などでも耳にすることが多いので、聞き取れないということはないと思っていたのですが、あまりの巻き舌ぶりに何度も聞き返す必要がありました。それでも、方言のようだろうから次第に慣れていくだろうと思っていると、案の定次第に聞き取れるようになっていきました。時にはオーストラリア人講師の方のレッスンの時もあるのですが、こちらはイギリス英語に近く、懐かしい気持ちを感じました。今では発音で、どこの国の先生かということまでもわかるようになりましたが、色々な国の英語に慣れるという意味でも、様々な国の講師が在籍する
英会話教室で学ぶのも良いものだと思った出来事です。